メル、・・・・・・。
ふーん、・・・・・・。
そう、・・・・・・。
そんなにも、暇だった、ですか・・・・・・。
麻耶雄嵩
小人閒居為不善 メルカトルと美袋のための殺人 より
暇をもてあましていた探偵メルカトルは、事件にこちらから巻き込まれることにするという。
美袋は、どうなるものかとそれを見ていた。
でも、この話もいかにもメルカトルっぽいですよねー。
浅くて、黒い。
そんなところによく足突っ込めるなあ、と思う。踏み出したいとも思わないよ。
天才だからか。
否、自称真の天才だからか。
って、そんな天才ならいらないよ。
しかし、そばで見てる美袋くんもかなり黒いひとだ。
それも、そこが居心地がよさそうな感じすらするのが、黒い。
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