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全巻購入特典

ゴーストハント、に全巻購入特典が!!



全巻の帯にある応募券を用紙に貼って、送料分の定額小為替とともに出版社に送れば、専用BOXと特別冊子がもらえるようですよ!!

一巻を買ったときから、帯になにやらあるので、これは絶対にきちんと買わなくてはと思っていたのは正解でしたよ!

期限は、1月31日必着、だそう。
欲しい方は、今からでも全巻買うべきです。素早く。


そして、忘れずに応募せねば!!(自分に言い聞かせているのだ)


詳しくは、ゴーストハントのサイトで見れますのでそちらで。




刊行中ですね

小野不由美さんの、ゴーストハントが続々刊行中ですね!


かけら

そうですかと。



どちらかといえば、というか圧倒的に、男のひとが主人公の話の方が読みやすかった。
し、面白かった。正直。
でもこれは、男性が読めば、逆の感想になるかもしれないとも、思える。
逆だからこそ、そっちはもしかしたらそんな感じなのかもしれないねえ、というような感じで読めるからだと、思う。

私はもっと、強いというか濃いというか根源的な何かを読みたい気がするので。
この、淡さ、には、少しついてはいけない。

もちろん、そういうことも、あっていて、あり。
そうなんだろうけども。


青山七恵
かけら




暮らしの、3つの話。




何か、読み終わって。読んだなあ、と思った。
短いのに結構、がさりとかさばるような文章だと思った。軽くてでも、かさばる感じ。

何やら、何度か読み返したりして、で。
私が勝手に流れから想像して勝手にこうなるんだろうと創り出してしまって流れた文の後半とか続きが、あれあれ違うじゃんと後戻りして、それで再び読んだりした(結果、やはり文章の中身は違うものであった。当然ですね・・・)。


まだよくわからない。
空気を、書いているんだろうか。空気、なんだろうか。


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ひな菊の人生

まず。   やはり。
吉本さんの、は。
べったりと底からは、すくってくれるなあなどと。   真剣に思った。






表紙の。
き色、みたいだなあと思う。

そして、すこうし、楽しげだなあと。

淋しくて、かなしくて。そこにいる。
そんな話なんだけど。
下の方で、確実にメインではないところで、けれど確実に、かちゃりかちゃりと、している。
何かが、鳴る。
鳴っている。

何かと、何かが、ぶつかるような。
ての中に、握った、木の実が、走るたびに鳴る、おとのような。
つまりは、楽器のような。
けれど、決して洗練されてはいなくて、ほんとうにそこらにある何気ないもの。
なつに、拾った、貝殻が入っている、ちいさな缶の立てる、あの音のような。

すうごく、楽しくて、馬鹿みたいに楽しくて、けれど儚くて。
それらが、ひっそり。
隠れて、隠れたふりをして。
しっかりと、かちゃりかちゃり、鳴る。
鳴っている。
そして、火花みたいにやかましく、時折、光るのだ。小さくこじんまりと。

だから。
かなしいけど、そんなにかなしくない。
淋しいけど、そんなに淋しくない。
だから。
とても、とてもゆっくりと、けれど着実に変容していく。
似てはいて厳密には同じ部類なんだろうけど、少しだけど優しい性質のものに変わっている気がする。

光りは、ただ光るだけである。
けれど、光らないよりは光った方が良いに違いないと思う。
見ていて綺麗なのだし。

吉本ばなな
ひな菊の人生




ひな菊、という女子のこれまでの、なんというかうーんと。
彼女の人生(タイトルそのままですね)。





やっぱり、吉本さんの文章は、面白い。
いやいや、いつもはそんなことよりも、すごいすごいすごいすごい上手い上手い上手い上手い、と思うものなんだけど、この本は短いからか連載のものだったからか、すごいなあ上手いなあと思うよりも、何だか、普通にところどころの文章が面白かった。
力が抜けている感じがするからでしょうかねえ。どうだろう。

とはいえ、本当に変わらず、何度も、文の良さに感動してしまう。
それが、いくつも、そこにもここにもあるもんだから、ほんともう。
この作品では、それがなんだかさほど大切にされてる感じの使われ方ではなくて、ぽろり、って感じて出てくるのにも、少し面白さ、おかしみがあると思う。

にやり、の。
にや、でもなく。
に、という、一文字な、感じ。

結構さらりと、ほたほたとそこにいらっしゃっていて。
もっとありがたく受け取るべきかとも思うんだけど、いいからいいからそのまんまでかしこまらないで、とそんな風な感じ。
普段着でどうぞどうぞ、と。
だから、読みやすいかもしれませんね。普段、本を読むことのないひとでも。



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